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社長就任のご挨拶

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

このたび代表取締役社長に就任いたしました石原紀彦でございます。
社長就任にあたりまして、皆様に謹んでご挨拶を申し上げます。

2017年は当社グループにとっての大きな転換期となり、主たる事業分野であるセキュリティ事業およびマーケティング事業への経営資源の集中投下を行いました。
その一つが、イスラエルのサイバーセキュリティ分野におけるリーディングカンパニーであるサイバージム社との共同事業です。また、米AerNos社への投資など、次世代技術への積極的な投資を行いました。

世界中で起きているパラダイムシフトの中で、我々が社会に貢献しうる企業として存続し続けていくためには、常に世界最先端の技術やサービス・製品等を獲得し、新しいビジネスモデルを模索し、サービス・製品等をお客様に適切な価格で提供していく必要があります。

グローバル市場において、サイバーセキュリティ全般の対応能力向上が各国企業及び政府の喫緊の課題であることに疑いはありません。また、サイバー攻撃やサイバークライムは世界的規模で加速度的に拡大し、その被害も指数的な増加傾向にあります。サイバー空間には国境がないため、世界レベルでの情報収集と技術対応が求められております。当社といたしましては、サイバージム社との共同事業の第 1弾としてサイバーセキュリティの最大市場である米国ニューヨークでのトレーニングサービスの提供を足がかりとし、日本及び米国の他の地域向けに段階的にサービスの供給先を広げていくことで事業及び収益の拡大を目指します。
日本市場は同分野においてはまだ未成熟な市場であり、2020年に向けて市場の急激な成長を見込んでおります。当社といたしましては、当該分野の成長可能性を踏まえ、サイバージム社との連携により付加価値の高いソリューション提供を可能とする体制を構築し、お客様をサイバークライムから守ることが当社の使命であり、かつ大きなビジネスチャンスであると考えております。

また、マーケティング事業においては、ビックデータを背景とし、かつその解析手段としてもAI等が活用される中で、情報収集とデータ解析、そしてクライアントへの提案力強化の重要性が高まっております。このような状況のなか、画期的な先端技術を持つAerNos社への投資は、当社グループのサービスレベルの向上に資するものと確信しております。

当社グループは、株主価値の最大化を目指し、そして社会に貢献し、技術進化との連動性(ビッグデータ・AI・IoT等とのデータ連携)をさらに高め、新サービスの開発展開、業務提携・M&Aに全力で取り組みながら、企業価値の最大化につとめ、当社の使命を果たせるよう努力してまいります。

今後とも、ご指導ご高配を賜わりますようお願い申し上げます。

 

2018年1月1日
株式会社バルクホールディングス
代表取締役社長 石原 紀彦